【なぜ日本からスーパーカーが誕生しないのか?】
日本は世界一の自動車大国といっても過言ではありません。
しかしながら自動車の最高峰である超弩級スーパーカーは未だに誕生していません。
日本の人々は国内では開発できないものであり欧米メーカーが造るものだと諦めています。
しかしそれは現在の日本人が自国の技術力の偉大さを忘れ、できるはずがないと思い込んでし
まっているに過ぎません。
多くの日本人は技術やデザイン、そして文化や哲学までも欧米が優れていて日本がまるで劣っ
ているかのように決めつけ、錯覚しているだけなのです。
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【2000年以上の歴史と伝統による英知】
かつての高度成長期には日本には世界を席巻するほどの技術力や経済力がありました。
しかし「ジャパンアズNO1」は既に忘れられた言葉になってしまい著名な電気メーカー、そし
て自動車メーカーでさえ外資の軍門に下ってしまったのが現実です。
しかしながら本来、日本には2000年以上の歴史に裏打ちされた素晴らしい伝統文化や技術力
があります。その伝統の結集を実証するには自動車産業の頂点ともいえるスーパーカー開発が
人々に一番分かりやすく、身近な工業製品であり最適と考えます。
まだ今ならかつての日本の繁栄を取り戻すことが可能です。そのために日本中の優れた英知を
結集しスーパーカーを構成する部品一点一点は細部までモノ造り魂のこもった高品質で高精度
な純国産品に拘り開発します。
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【世界を驚愕させた零戦の発想力を受け継ぐ】
純国産スーパーカーは一からの専用設計とし、装備される部品も全て専用設計である特注品で
す。
無駄がなく最軽量化が図られた部品、大衆車では採用される事の無い最先端の素材、そして
既存の発想では考えられない大胆な設計思想は、まさにかつて世界を驚愕させた零戦を生ん
だ日本の創造力や技術力を思い起こさせます。
零戦は当時、世界各国が技術を競い鎬を削りあった戦闘機として生まれはしましたが、80年後
の現代に置き換えるとまさに世界の自動車メーカーが最先端技術により性能を発揮しあうスー
パーカー開発と志は同じであると言えます。
最高速度の向上、空気抵抗を極力減らす技法、スバ抜けた旋回性能、最軽量化の工夫、最先端
素材の採用、長い航続距離の追求といった数々の思想をもとにベストバランスを成し遂げて完
成したのが零戦です。
正に今で言うところのF1等のレーシングカーやスーパーカーの開発と共通する思想の結晶な
のです。
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【F1テクノロジーを投入】
基本設計は初の国産F1マシン設計に携わったメンバーの協力のもとF1テクノロジーを採用
し、デザインを活かした世界最高レベルの低空気抵抗ボディを生み出します。更に日本の最先
端素材とハイテクノロジーを活用した超軽量化ボディを採用することで小排気量エンジンであ
ってもパワーウエイトレシオ1.0以下を目指します。また世界最高レベルの運動性能を実現す
るために、スーパーカーの運動性能を表す指標であるドイツのニュルブルクリンクサーキット
の最短ラップにも挑戦します。
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【今までと違うデザインアプローチ】
欧米メーカーのスーパーカーはどれも似通ったデザインを採用しています。それはイタリアを
源流とするカーデザイナーの作品を基本としているからです。
しかし今回のプロジェクトでは既存のカーデザイナーによるデザインではなく世界的に著名な
日本画家「工藤村正」画伯と共に基本デザインを生み出すという、今までと違ったアプローチ
を採用します。
日本独特の美しさを追求し、世界のどのスーパーカーとも一線を画すデザインを魂を込めて創
造します。
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【日本の美とは?を追求する】
まるで日本古来の美術品のように「柔らかなる気品」がありながら日本刀のように「繊細で洗
練された機能美」を持つのが純国産スーパーカーです。
その和風デザインは日本独特の和服女性のような「凛とした優雅さ」をも醸し出します。
スーパーカーファンの富裕層のみならず世界中の多くの人々から大いに注目され称賛されるに
違いありません。
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【メイドインジャパンの誇り】
品質は良いけど安さに拘り過ぎた自動車造りに偏ってしまった国内の自動車産業。
このまま白物家電化が続けば新興国自動車メーカーの台頭に有効な対抗策も打ち出せません。
このままでは近い将来、ブランド力が不足している国産自動車の存在意義すら危惧されること
になるでしょう。
しかし純国産スーパーカーが誕生すれば多くの国産メーカーの幹部や社員達も日本の伝統文化
の凄さ、先端技術に気づき、本来持っている日本の力を再認識するはずです。
静まり返った池に石を投げ入れることで、日本の自動車産業全体が志や気概を再び思い起こ
し、今一度「メイドインジャパン」の誇りや自信を再認識できるよう牽引していきます。
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【スーパーカーブームよ再び】
子供のころに日本中に巻き起こった「スーパーカーブーム」。
少年誌の漫画「サーキットの狼」がその発端です。そのブームにより当時の子供たちは自動車
に対し非常に大きな夢と憧れを持ちました。
何度もスーパーカーショーに足を運んだ当時のトキメキは今も忘れられません。
そして多くの子供が当時の想いを抱いたまま大人になり、自動車関連の仕事に就くことで日本
を世界有数の自動車大国に押し上げたといっても過言ではありません。
そこで今まで日本では実現できなかった超弩級スーパーカーを純国産で開発することにより国
内に第二次スーパーカーブームを生み出す切っ掛けを創ります。
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【夢を追求できる元気な日本を取り戻す!】
純粋無垢な子供達は勿論のこと、夢を諦めかけた大人であっても純国産の超弩級スーパーカー
を見れば世界最高峰の性能とその圧倒的な存在感により絶対に忘れられない「トキメキ」を感
じるでしょう。
そして多くの日本人が超弩級スーパーカーの誕生により、誰しもが持っていたはずの夢や輝か
しい未来を思い出せ、それに向かって挑戦できるような機運を国内に提起します。
我々のプロジェクトの使命は日本人が日本で生きることにワクワク感が持てること、そして自
分の夢が追求できるような元気な社会に導くことです。
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